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シロアリの防除
被害の早期発見

ヤマトシロアリは、湿気が多い、暗くて風通しの悪いところを食害し、イエシロアリは水を運ぶ能力に優れているため、乾燥している木材でも自ら水で湿らせながら食害します。アメリカカンザイシロアリは、乾材(乾いた木材)を好むため、天井裏などの木材を食害します。特徴として糞を排出するため、発見しやすいと言われています。
また、羽アリの発生を見逃さないことも重要で、ヤマトシロアリは4~5月の日中に発生し、イエシロアリは6月~7月の夕方に発生、アメリカカンザイシロアリは初夏~秋に散発して発生します。シロアリの羽アリは、4枚の羽がすべて同じ大きさなのでシロアリと判断できます。

シロアリの防除

シロアリは水回りなどの湿った場所を好みます。まず、雨漏りや水漏れを修繕し、床下換気扇などで物理的に環境を良くしてあげることが大切です。また、駆除や予防は専門の知識がある業者でなければ不可能です。主に床下からの侵入が多いため、こまめに床下を点検、予防工事することによって被害を防ぐことができます。
羽アリが飛んだからと言って、そこからシロアリがいなくなったわけではないので、羽アリが飛んだら必ず専門の業者に駆除を依頼しましょう。